ミシュランガイドの謎

ミシュランはタイヤ屋さん

自宅の仕事場より

データビジネスの姉歯です。

三つ星レストランと言えばあこがれの店、高級店です。

この三つ星、元を正せばミシュランガイドに載っている店の評価だというのは皆さんご存知ですよね。

ではこの「ミシュラン」というのは元々何の会社だかご存知ですか?

車好きの人には愚問だったと思いますが、ミシュランというのは元々タイヤ屋さんです。というより今でも本業はバリバリのタイヤ屋さんで、2005年にブリジストンに抜かれるまで、世界一位、今でも世界第二位のタイヤメーカーです。

タイヤ屋さんのガイドブック?

なぜそのタイヤ屋さんがレストランガイドを出しているのかについては、車好きでも知っている人は少ないと思います。

元々車というのは移動するための道具ですよね。さらに、タイヤというのは車に使う消耗品で、走れば走るほど交換が必要になります。

つまり、ミシュランはたくさん走ってもらい、自社の商品を買ってもらうためにミシュランガイドを作った、というわけです。

ミシュランガイド誕生の背景

元々車がなかった時代は気軽に移動ができませんでした。だから遠くのレストランに食べに行く、ということ自体がレジャーとして成立しませんでした。

しかし、ミシュランは当時全く存在しなかった旅行ガイドを作る事によって「遠くのレストランに食べに行く」というレジャーを作り上げたわけです。結果として自動車の走行距離を上げ、自社の製品を買ってもらう機会を増やすことに成功したんですね。

あなたのビジネスでも一見関係ないような事をくっつけて自分のビジネスにつなげられる可能性があるかも知れません。是非考えてみてください。

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この記事を書いた人

MDR株式会社代表取締役。事業構想修士(Master of Project Design)。宮城の集客・地域の集客news主宰。

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