一瞬の裏切りでお客さんを逃がした実例

ちぐはぐな広告

選ばれる仕掛け作りコンサルタントの姉歯です。

先日ネットを見ていたときのこと。

「万年筆をブラックチタンで」という広告を見かけました。曰く「ボディからペン先までチタン製のハイエンド万年筆」なのだそうです。

私は文房具マニアのケがあり、ペンを眺めているだけで割と時間を潰せるタイプです。さらに金属素材も好きで、印鑑の類いはチタン製を使っているくらいです。

つまり、この広告は僕の好みど真ん中をストレートで射貫いてきました。

なので、いそいそとクリックして販売ページを見に行ったのですが、、リンクした先のページには目立つ場所に「Aluminium」と書いてあるじゃありませんか。

「アルミニウム」です。「チタン」じゃなくて。

私の気持ちはあっという間に萎えて、やっぱり買わないことにしよう、と考えてそのページを去りました。

お客さんは少しでも期待を外されたら買わない

今考えれば、多分マテリアルとしてチタンだけじゃなくてアルミも選べるペンだったのでしょう。

でも、「チタンのペン」を期待して見に行った先で真っ先に「アルミニウムのペン」と書いてあれば、見た側の人は「裏切られた!」と感じて一気に購買意欲を失います。

これを避けるのは簡単です。広告の種類毎にリンク先のページを作り分ければ良いのです。

一つの商品を売るために、訴求を変えて複数の広告を作るのは広告運用の常識です。

さらにその一歩先に、同じ商品でも複数の広告を出すなら広告に合わせて複数の販売ページを用意する、という成功するマーケターの常識があります。

広告は1種類しか運用していなかったとしても、広告の内容に合わせてページを作り替えるのは必須と言えるでしょう。

あなたの広告と販売ページ、ちゃんとメッセージが合致していますか?

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この記事を書いた人

MDR株式会社代表取締役。事業構想修士(Master of Project Design)。宮城の集客・地域の集客news主宰。

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