「顧客教育」の間違い

本当の顧客教育

選ばれる仕掛け作りコンサルタントの姉歯です。

顧客教育という言葉があります。

多分、この記事を読んでいる勉強熱心なあなたなら、一度や二度は聞いたことがあるのではないでしょうか。

でも、この言葉ほど字面が一人歩きしている言葉はありません。

実際、お客さんに対して「教育」なんておこがましいと感じてやりたくないという方もいますし、お客さんを怒らせないように教育する方法がわからない、という意見も聞きます。

逆に、他社の欠点を一生懸命伝えたり、自社商品がいかに素晴らしいかをお客さんに伝えたりしているのになかなか成果が出なかった、という事例もあります。

これはいずれも何を伝えれば成果が出るかが曖昧なためです。

お客さんが商品を選択できる状態になってもらおう

顧客教育の成果はお客さんに自社の商品を買ってもらうことですよね。自社製品の良さを伝えたくなるのはこのゴールが見えているからではあるのですが、顧客教育という形でこれをやると反発が大きく出がちです。

というのも、人間は自分で選択をしたい生き物だからです。

だから、顧客教育の中では、お客さんが自然にあなたの商品を選びたくなる状態になってもらう事を目指すと効果が出やすいのです。

そのために必要なのは、お客さんにあなたの知識レベルに近づいてもらう事です。

あなたが扱っている商品は、あなたが納得して販売している商品のはずです。つまり、あなたと同じように判断できるところまでお客さんの中に知識が積み重なれば、自然とあなたの商品を選んでもらえるようになるのです。

お客さんを育てるには、商品の良さそのものよりも商品を判断する基準を伝えてください。そうすれば、お客さんが喜んでくれるだけでなく、あなた自身の商品も売れるようになっていきます。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

アフターコロナの地域経済を生き残る経営戦略講座

「スモールビジネスがお金を掛けずに集客する6つの方法」をプレゼント

消費者の行動が従来と大きく変化したコロナウィルス開けの経済状況下で、地域の中小企業が売上を安定させ、利益を拡大する方法について8本、合計180分の動画で学べる講座です。お名前とメールアドレスだけで無償でお申し込み頂け、いつでも登録解除できます。今ならamazonで販売中の電子書籍「スモールビジネスがお金をかけずに集客する6つの方法」のpdf版をプレゼント中です!

この記事を書いた人

MDR株式会社代表取締役。事業構想修士(Master of Project Design)。宮城の集客・地域の集客news主宰。

コメント

コメントする

目次