人は現状維持が好き

宮城大学の演習室より

データビジネスの姉歯です。

今ある程度上手く行っているなら、もっと上手くする方法があったとしてもそれを実行するモチベーションが出てこない、という事が起こります。

テストでほどほど良い点が取れて、ほどほどの大学に行ければ、それ以上は求めなくても良いかな、と思った経験をした方もいらっしゃるかも知れません。

更に、何か悪い事が起きても「そんな事あるはずがない」と考えて対策をしない傾向があります。

実際、3.11の時はあれだけ津波の危険性が言われていたにもかかわらず、津波警報が来ても逃げずに命を落とした方がたくさんいます。

これらは人間の心理に本能的に備わっている「現状維持バイアス」や「正常性バイアス」によるものです。このため、同じ事がビジネスでも起こります。

「現状維持」の魔力

ある程度業績が安定してくるとそれ以上ビジネスが成長せず、見えない壁でもあるかのように業績が伸び悩むことがあります。

また、それまで上手く行っていた事が上手く行かなくなっても、「これは一時的なものだから」と考えて改善をしないという決断をしてしまう事があります。

これはまさに人間の本能に備わっているバイアスが原因です。

でも、本能のままに行動をしていると問題が発生してしまうことがあります。例えば

コロナウィルスで業績が落ちても、「非常事態宣言が解除されれば大丈夫」と考えて特に何の対策をしなかった方がいらっしゃいます。

そのまま何もしなければこの後ビジネスがどうなるかは想像に難くないですよね。

現状維持をしたい、今は特別だからそのうち何とかなるだろうと思ったら、是非その考えを振り払って対策をしてください。

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この記事を書いた人

MDR株式会社代表取締役。事業構想修士(Master of Project Design)。宮城の集客・地域の集客news主宰。

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