石巻のかわまち交流会館より
データビジネスの姉歯です。
アナログな商売、デジタルな商売、という言葉があります。
世の中ではなんとなく対面のやりとりがあるものをアナログな商売、そうじゃないものをデジタルな商売と分けているようです。
なので、通販というとデジタルな商売の代表的なもの、と考えられていますよね。
果たしてそうでしょうか。
通販は確かにシステムを介して商品を販売し、支払いの受け取りも、荷物の配送も直接お客さんと顔を合わせることはありません。
アナログさこそが通販の肝
でも、人間らしいコミュニケーションを取れないかというとそんな事はありませんよね。商品にお手紙を入れたり、御礼の葉書を送ったり、メールや郵送で情報提供したり。
その中で商品の裏にある努力や、それを作っている人たちの人柄を伝える事でお客さんと信頼を深め、「この人から買いたい」と思ってくれる人が増えれば、通販の売上は安定します。
逆にそのような活動をしなければ、売上は安定せず、利益も残しにくいのが通販の現実です。
私達商品を販売する側も、通販で商品を買ってくれるお客さんも、同じように「人間」です。だから、通販もいかに人間らしいアナログ感を出すかが大事なのです。
システム会社はデジタルな部分しか教えてくれません。もしあなたのところに「コロナウィルスの補助金で通販サイトを作りましょう」なんて提案をしてくる会社が来たら、お客さんとの関係作りについて聞いてみてください。
この部分にしっかり答えを出してくれない会社と組むと、後々売上が伸びずに苦労する事になりかねません。
コメント
コメント一覧 (2件)
私はアナログ通販系ですね。尤も、一度手書きの礼状を送ったらドン引きされましたが・・・
手書きのお礼状、仮に引かれたとしても相手の記憶には残ったはずです。忘れられない為には大事な事かなと思います。私の場合本文は印刷ですが、内容は相手によって変えていますし、署名は必ず手書きにしています。場合によっては手書きの宛名でお手紙を出すことも少なくありません。