それは限定?

選ばれる仕掛け作りコンサルタントの姉歯です。

「チラシを持って来店した人限定。」

自宅の近くにカレー屋さんがあります。ネパールの人がやっているお店で、本格的なカレーが食べられます。しかも値段も安い。

そのお店のチラシが、ダイニングのテーブルマットの下に挟まったまま2年が経ちました。

近くに美味しいカレーを安く食べられるお店があるのは知っています。だから別にチラシなんか捨ててしまっても良いのですが、、このチラシには割引券が付いているので捨てるに捨てられません。要するに貧乏性です。

それはさておき、このチラシがなくならない理由がもう一つあります。それは割引券の有効期限がないからです。

最も効果的な限定方法

もし有効期限があれば、貧乏性な僕はその期限が切れる前に急いでカレー屋さんに行ったことでしょう。でも有効期限が決まっていないために、2年も行かずに放置されているわけですね。

これ、もしあなたがカレー屋さんのオーナーだったら困りませんか?お店の事を気に入っている人がすぐ近くにいるのに、来店してくれない。

実はこのケースはけっこうよくあります。そんな人の来店するきっかけを作るためにいろんなツールを使う訳ですが、僕のケースを見れば分かるとおり割引だけでは足りません。

割引に期限を切らないと、人は動いてくれないんですね。冒頭のチラシには「チラシを持って来店した人限定」と書いてあります。でも、これは限定になっていません。

チラシを持ってさえいればいつでも誰でも割引を受けられますからね。大事なのはお客さんに「希少性」があると伝える事です。

使用期限が区切られていればその期間内に行かなければ割引を受けられませんし、先着○名なら、急いで行かないと使えないかも知れません。

人は手に入れられないかも知れないものを欲しくなってしまう生き物です。あなたのビジネスにも限定を使えないか、是非考えてみてください。

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この記事を書いた人

MDR株式会社代表取締役。事業構想修士(Master of Project Design)。宮城の集客・地域の集客news主宰。

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