東松島の印刷工房より
データビジネスの姉歯です。
僕はコンサルタントですが、同時にコーヒー屋でもあります。
このため、時々コーヒー屋としてイベントに出るのですが、そんなときは必ずコーヒーのこだわりを書いたパンフレットを配布するようにしています。
コーヒーを買ってくれた人はもちろん、ただお店を覗いただけの人にも配ります。
あるところで連続イベント出展をしたとき、いつものようにパンフレットを配布していました。
すると、イベントの三日目に「パンフレットを見た」という人がやってきました。
高いけどほしい!
その人は一日目に商品を見たものの、価格が高くて買わずにパンフレットだけを持って帰ったそうです。
でも、「パンフレットを読んだらこだわっていることが分かって、どうしても気になって飲みたくなった」と言って買いに来てくれたのです。
最終的に1杯分350円のドリップパックコーヒーを買って頂きました。
ドリップパックコーヒーなんて、安いところでは1杯分18円〜で買えてしまいます。それを考えれば、同じ商品を19.4倍の値段で買ってもらったということになります。
売れなくなるからと言って高い値段をつけたがらない方がいらっしゃいますが、おそらくそれは誤った認識が原因です。
お客さんが高い商品を買ってくれないのは、「高いから」ではなく「高い理由が分からないから」です。
もっと胸を張ってあなたの商品のこだわりをお客さんに伝えて下さい。そうすれば納得して、むしろ喜んで、高い価格を払ってくれる人が現れます。
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