選ばれる仕掛け作りコンサルタントの姉歯です。
今日のタイトル、一見矛盾していますよね。
お客さんを絞り込んだら、潜在的なお客さんの人数は当然減ります。
例えば「汎用洗剤」とするのと「食器用洗剤」とするのでは食器用洗剤をほしい人の人数の方が少ないはずですよね。何せ汎用洗剤は食器だけでなく手洗い、洗車、洗濯にも使えるわけです。
でも、お客さんを絞り込むと集客人数が増える傾向がある事が知られてるのです。実際、成分が同じ洗剤でも、「何にでも使える」として売るより「食器用」「車用」「洗濯用」として分けて売った方が売上が増えるという統計があります。
これはあなたの商品でも同じです。
万能商品よりも専門商品の方がウケるわけ
例えば整体をやっているとしましょう。柔道整復師は国家資格なので、整体院の人は基本的に体のどの部位に対しても施術できる技術を持っているはずです。
でも「体全部どこでも施術できる整体院」として開業するより「慢性痛専門」「上がらない腕専門」として開業した方が集客人数が増えるのです。
これは集客メッセージが具体化するからです。
例えば慢性痛の人や腕が上がらない人が「何にでも効く整体」という看板を見たとき、果たして「この整体院に来れば慢性痛が治る!」あるいは「腕が上がるようにしたいからここに通おう」と思うでしょうか。
多分思わないはずです。一般の人は「慢性痛」や「腕が上がらない」という症状を整体につなげては考えないわけです。だから具体的に自分が何をできるか絞ってメッセージを出した方がお客さんに価値が伝わりやすく、集客数が増えるのです。
「初めて子育てするお母さんの眠気を改善するサロン」とか「通販を始めたい店舗専門のコンサルタント」、「偏差値40の人を50以上に上げる学習塾」のようにした方が集客が上手くいきやすいんですね。
是非あなたもターゲットを明確にしてみてください。
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