効果が出るまで改善しよう

仙台市内のセミナー会場より

データビジネスの姉歯です。

「チラシは効果が出ないので。」

先日、ある勉強会に参加したときのこと。チラシは効果が出ないからやめた方が良いという話をしている人がいました。

確かに今チラシの反応はどんどん下がっています。ポストに入っていてもチラシと思った瞬間捨ててしまう人もいるようです。それに、欲しいものがあったらだいたいネットで探してしまいますので、チラシを見る必要がなくなっているんですね。

でも、私はこの助言はあまり良くないと思います。それには3つの理由があります。

  • チラシの効果が出るケースもまだある
  • 効果測定できる仕組みを作った方が良い
  • 効果の出るチラシを作る方法はある

まず一つ目は文字通りです。チラシはまだ完全に効果が失われたわけではありません。場合によっては効率の良い集客手法になる可能性も十分にあります。これを「反応が低くなってきた」という経験則だけで切り捨てるのはもったいないですよね。

二つ目の効果測定とは、「チラシによってどのくらい集客できているか」という効果をを計測することです。チラシの効果は様々です。例えチラシで一人しか集まらなかったとしても、それでチラシのコストを回収できるなら「効果があった」と言えますし、100人集客できてもコスト回収できなければ使うべきではありません。

このように、しっかりと数字で効果を把握できるようにしておけば、効果の出ないチラシを切り捨て、効果の出るチラシを作れるようになります。というより初めてのチラシで十分に効果を出せる人なんてほとんどいません。その意味でも効果測定できるようにしておく事は重要です。

三つ目は単純で、チラシの中身が悪くて効果が出ないという可能性があるからです。チラシはそれ自体がお客さんにとって価値のある内容でなければ読んでもらえません。あなたの商品やサービスによって、お客さんにとってどんな良いことがあるかをしっかり伝える必要があります。

単純に「良い商品ですよ」「買って下さい」「安いですよ」という内容では誰もチラシを見てくれません。チラシを出すなら、ちゃんと反応が出る内容で作り込む必要があります。

チラシはまだ捨てるべき手法ではありません。効果を出せるチラシはありますので、是非諦めずに挑戦してみてください。

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この記事を書いた人

MDR株式会社代表取締役。事業構想修士(Master of Project Design)。宮城の集客・地域の集客news主宰。

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