選ばれ続ける仕掛け作りコンサルタントの姉歯です。
上の子が小学校を卒業しました。
自分が子育てなんてできるんだろうか、と思っていましたが、何というか親はなくとも子は育つもんだなぁ、と思っています。もちろんできるだけ時間を共有するようにはしていますし、今の働き方になってからは平日にも時間をとれるようになりました。
でもちゃんと子育てしてるか?と言われればちょっと自信はないわけです。このまままっすぐに育ってくれると良いのですが。
親の懊悩はさておき、卒業を祝って実家がお赤飯を炊いてくれました。うちでは料理担当の私がものぐさなので、餅米を買ってきてお赤飯、なんてまず炊きません。
ありがたやありがたや、と思って食卓に並べたところ、子供たちのテンションがそんなに上がっていません。
どうしたのか聞いてみると、「赤飯はおいしいけど、変わりご飯ならキノコご飯の方が好き!」だそうです。
や、それは知ってるけどお祝いだから、ということで食事を終えたものの、どうもおかずが焼き魚だったことも含めてお気に召さなかったみたいです。
「相手のためを考える」事の落とし穴
お赤飯は縁起物だからしょうがないですが、これ、ビジネスでもやってしまいがちな間違いです。
お赤飯を作る方はお祝いだからと手間を掛けて炊いてくれましたし、私もそれに合うおかずを、ということで肉ではなく魚を焼きました。
でも、子供たちが求めていたのはオムライスとハンバーグみたいな組み合わせだったわけです。
あなたはあなたのビジネスの専門家です。だから、お客さんの為を思ってお客さんに必要なものを提供しようと考えているはずです。
しかし、お客さんがそれを求めていなければ満足度は決して上がりません。結果としてリピートしてもらえず、売上が安定しないという結果になってしまいます。
よかれと思って最高のものを作る前に、お客さんがそれを求めているかどうかを調べてみてください。もっと簡単なもので十分満足してくれるケースが多いですよ。
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