どこまで行っても人間は人間

石巻の珈琲工房より

データビジネスの姉歯です。

僕が子どもの時の話。

世間ではファミコンが発売され、ちょうどコンピューターが家庭の中に入り始めた頃でした。

インターネットはまだ一般家庭には普及していませんでしたが、中学生だった1993年には学校にもコンピューター室がありました。

当時はwindowsではなくPC-98の時代です。僕は運動が苦手だったので、部活はとりあえず新しいものだったパソコン部を選び、授業が終わると毎日パソコン室で活動をしていました。

三年生の時には部長も務め、当時最先端だったワープロ検定も取得した覚えがあります。

でも、自宅は風呂を薪で沸かすような田舎でしたので、家に帰れば木登りをして遊んでいました。

学校ではオタク、自宅では野生児というハイブリッドな生活をしていたわけですね。おかげで今でも革靴とスーツで木登りができます。妻に怒られるのでやりませんけど。

ネット時代でも人間の根っこは変わらない

木登り自慢をしたい訳ではないので話を戻しますと、お伝えしたいのは「パソコンが現れても変わらないものは変わらない」という事です。

確かにパソコンとインターネットが発達して世の中は大きく変わりました。コロナウィルスでネット通販を始めなければ、と考えている方もたくさんいらっしゃいます。

でも、商品を売るのも、商品を買うのも、どこまでいっても人間です。そうである以上、これまで行われてきた商売の基本は変わりません。

お客さんと人としての関係性を築き、それを深める活動はネット社会でも必要です。そうしなければ売上は安定しませんし、利益も残りません。

私がパソコン部部長をしながら木登りして遊んだように、今の子ども達はポケットにスマートフォンを入れて木登りをするのです。

道具が変わっても人は変わりません。是非あなたも「人間」にフォーカスしてビジネスを組み立ててみて下さい。それこそが長続きするビジネスの秘訣です。

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この記事を書いた人

MDR株式会社代表取締役。事業構想修士(Master of Project Design)。宮城の集客・地域の集客news主宰。

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