ただリストがあるだけでは意味がない

ただリストがあっても意味がない

選ばれる仕掛け作りコンサルタントの姉歯です。

前回、ビジネスマッチングで成功するには、自分か相手が商品販売先のリストを持っている事が重要だとお伝えしました。

でも、ただリストがあれば良いというものではありません。

極端なことを言えば、スパマーは億単位のリストを持っていますので、リストホルダーと組め、という言葉の表面だけをなぞれば、スパマーはビジネスマッチングでスーパースターになってしまいます。

リストに対して商品をちゃんと販売できるかどうかを見極めるには、そのリストとリストを持っている人の関係性がちゃんと育てられているかを知る必要があります。

関係性の育っていないリストはスパムと同じ

交流会で手っ取り早く確認するには「あなたはお客さんに対してどのくらいの頻度で連絡を取っていますか?」と質問すれば良いでしょう。

「月に1回以上定期的に連絡を取っている」という返答を得られれば、相手の持っているリストは販売先としてかなり有望です。

もし「過去に商品を買ってもらったお客さんのリスト自体は保管しているけれど、特に連絡は取っていない」ということであれば、販売先としては望み薄という事になります。

これはあなた自身の顧客リストについても同じ事が言えます。

過去に商品を買ってくれたお客さんにフォローせず、そのまま放置していると、そのお客さんから継続的に商品を買ってもらうのが難しくなり、結果としてせっかく作ったリストがスパマーのリストのように無価値になってしまいます。

リストホルダーと組むときは相手のリストの価値が高いかに気をつけてください。同時に、自分のリストの価値が下がっていないか、常に注意しておく事をおすすめします。

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この記事を書いた人

MDR株式会社代表取締役。事業構想修士(Master of Project Design)。宮城の集客・地域の集客news主宰。

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