エジプト展と医者の卵

エジプト展

自宅の自室より

データビジネスの姉歯です。

先日、仙台市博物館で開催されているエジプト展に行ってきました。

ミステリー好きの上の子が行きたいと言い、下の子がミイラを見たい!と乗っかってきたので、感染対策をバッチリ整えて行ってきた訳ですね。

入ってしばらくは文字の説明やロゼッタストーンのレプリカ、副葬品の展示ばかりで下の子が「ミイラがない…」とご不満でしたが、最後の部屋には壁一面に棺とミイラが並んでいました。

これには子ども達のテンションも盛り上がり、「見たいのあった!」と大はしゃぎ。冷や汗をかきながら静かにさせていたら、隣でミイラを見ていたグループも何やら盛り上がっています。

その展示はミイラの横にモニタを置いて、CTで撮った画像からミイラ内部の三次元画像を作って表示していました。

それを見た若い人数名のグループが「顎関節に特徴あるね」とか「骨盤ずれてるなぁ」なんて話をしているではありませんか。

医学的見地からミイラを見る?

雰囲気的に医学部のカンファレンスです。というか、たぶん医者の卵の人たちなのでしょう。だいぶ長い間画像を見ながら話し込んでいました。

かく言う僕も「3D化はどこのワークステーションだ?CTがシーメンスだからSyngoシリーズか?」なんて誰にも分からない前々職の知識を頭の中で引っ張り出しながら見ていたのは内緒です。

たぶんあなたはこの話を見て「そんな事考える人なんて君らぐらいだよ!」と思ったのではないでしょうか。確かに、こんな見方をするのは医学やCTの知識があるごく一部の人たちだけです。

でも、自分が情報発信をする側になるとついついそれを忘れてしまうんですね。

ブログやメールマガジンを書くとき、人は「私なんてまだまだ情報発信する立場にない」「同業他社がこれ読んだらどう思うだろう」と考えてしまいがちです。

でもそんな事を心配する必要はありません。ミイラを見て骨やCTの考察をする人がほとんどいないように、あなたの専門分野にツッコミを入れる人もほとんどいないのです。

同業他社ならそんな事を言うかも知れませんが、そもそも同業他社はあなたのお客さんではありません。

一部の好事家のことなんて放っておいて、是非お客さんのためにも情報発信を始めてみてください。きっとあなたが想像するよりずっと感謝してもらえます。

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この記事を書いた人

MDR株式会社代表取締役。事業構想修士(Master of Project Design)。宮城の集客・地域の集客news主宰。

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