選ばれる商品説明の作り方

タンパク質入りのパン

選ばれる仕掛け作りコンサルタントの姉歯です。

ある交流会に参加したときのこと。

参加していた他のメンバーが、帰り際にパンを配っていました。

新規事業でパンの販売を始めた、という話は交流会の中でも聞いていましたので、新しいパンを食べてもらおうと思って配ったのだと思います。

パンと一緒にパンフレットも配っていて、そのパンフレットには、配られたパンにどれだけたくさんのタンパク質が入っているかが切々と説明されていました。

なるほど、最近流行のベースブレッドみたいなものかな?とは思ったものの、それでおしまいでした。

売上を作るための極意

多分、他の参加者さんも同じように感じはしても、商品購入にはつながらなかったと思います。

交流会には40人以上参加していましたので、1つ100円とすると4,000円分配って成果ゼロ、というわけですね。

こうなってしまう原因はいくつかあるのですが、最も大きいのはパンフレットを受け取った人がどう感じるかを想像していなかった点でしょう。

ほとんどの人はパンにタンパク質が入っているという情報をもらっても「ふーん」としか感じません。

でも「疲れやすい」「ほんのちょっとした事で筋肉痛になる」「肌の張りが緩んできた」というお客さんの悩みを解決するものとしてタンパク質があるという事を伝え、普通に生活しているとどれだけタンパク質が不足するか、このパンでどれだけ簡単にタンパク質を補えるのか、といったことを説明するパンフレットだったら、買う人はいたはずです。

「タンパク質がたっぷり入ったパン」だけでは、普通の人はそのパンの必要性が分かりません。

あなたの商品説明、ちゃんと選ばれる説明になっていますか?

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この記事を書いた人

MDR株式会社代表取締役。事業構想修士(Master of Project Design)。宮城の集客・地域の集客news主宰。

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