自宅の寝室より
データビジネスの姉歯です。
数日前、あなたが売りたいものよりも、お客さんがほしがっているものが何かを突き止めて販売しましょうとお伝えしました。
それによって、より簡単に商品を販売できるのでしたね。これを上手く活用したUSJは、業績不振で売却される状況から、ディズニーランドを越えるところまで業績を伸ばしたのでした。
この記事をご覧になった方から、「とても役に立ちました。お客さんが何をほしがっているのか考えてみます」というご意見を頂いたのですが、、これは危険だと思ったので取り上げることにしました。
というのも、お客さんが求めているものを提供するのは大事なのですが、それを「考え」てはいけないからです。
お客さんが何を求めているのかは、聞かなければ分かりません。
だって私たちが売りたい物を売るときだって、「お客さんはこれを欲しがっているはずだ」という考えはありますよね。数日前の記事で書いたとおり、その成功率は30%台しかないわけです。
一方、お客さんに聞けば成功率は97%です。だったら、考えたり想像したりするより、ほぼ確実な答えを得られる「お客さんに聞く」という行動をする方が良いですよね。
ポイントは、アンケートや電話でのヒアリングではなく、会って話を聞くことです。膝を突き合わせて、徹底的に本音を聞き出してください。そうすればほぼ間違いなくお客さんがほしいものを売り出すことができるでしょう。
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