キャッチコピーで売ると失敗する理由

キャッチコピーで売るな

選ばれる仕掛け作りコンサルタントの姉歯です。

よくキャッチコピーについてご相談を頂きます。

なかでも「売れるキャッチコピーの作り方」を教えてほしい、というのは特に多いですね。

でも、残念ながらこの質問の時点で売上につながるキャッチコピーを作るのは困難です。

というのも、販売の中でキャッチコピーが担う仕事は「商品を売る事」ではないからです。

そもそも、世の中では「売り込み」は嫌われる行為の筆頭です。だから、ほとんどの人は売り込みの気配を感じた時点で情報をシャットアウトします。

例外はお客さんが「自分の課題を解決するのにこの商品が役に立つかも知れない」と感じている時だけです。

逆に言うと、お客さんがこの状態になる前に商品を売り込もうとすると失敗するわけですね。

キャッチコピー=初対面

ではお客さんがキャッチコピーを見るときはどんな状態か考えてみてください。通常キャッチコピーはその商品について初めてお客さんに情報を伝えるきっかけになるものですよね。

つまり、キャッチコピーの前には何の情報も伝わっていないはずです。この状態で商品を売り込んだら、お客さんはあっという間に情報をシャットアウトしてしまうわけです。

キャッチコピーの役目はその名の通りお客さんをキャッチすることです。お客さんを捕まえて、もっと詳しく知りたいと思ってもらえたら、キャッチコピーは十分に役目を果たしたと言って良いでしょう。

必要以上に商品について情報を伝えたり、ましてや商品を売り込んだりするのはキャッチコピーの役目ではありません。キャッチコピーを作るときには「お客さんの興味をひく事」だけに気をつけて作るようにしてください。

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この記事を書いた人

MDR株式会社代表取締役。事業構想修士(Master of Project Design)。宮城の集客・地域の集客news主宰。

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