砂漠で砂を売ってはいけない

砂漠で砂を売ってはいけない

選ばれる仕掛け作りコンサルタントの姉歯です。

「砂漠で砂を売る」という言葉があります。

凄腕営業マンは要らないだろうと思えるようなものさえ売ってみせる、ということの例えです。

実際、本当に砂漠で砂を販売できるようなスキルを持った人はいるでしょう。でも現実のビジネスでは砂漠にいるお客さんに砂を売るような真似をしてはいけません。

というのも、販売した直後は感情が高まっていますので感謝してもらえるにしても、その後冷静になったら絶対に「要らないものを買わされたのでは?」という気持ちが出てくるからです。

砂漠で砂を売ってはいけない理由

一度疑った相手を信頼し直すというのはハードルが高いですよね。だから一度不信感を持たれたらもうそのまま次の商売にはつながらない可能性が高い訳です。

ビジネスは一度商品を買ってもらってそれでおしまいではありません。

特に人口が減っている日本では同じお客さんに次々に商品を買ってもらえる仕組みを作らなければ企業が生き残ることはできません。

是非相手の信頼を得て次につながるような商品の売り方をしてください。

その意味では砂漠で売るべきなのは砂ではなく水でしょう。

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この記事を書いた人

MDR株式会社代表取締役。
経営コンサルタントとして年間50本のセミナーと200回の個別セッションをこなしながら、自分でも経営実践としてコーヒーのお取り寄せサイトを経営する。
事業構想修士(Master of Project Design)。宮城大学事業構想学群事業プランニング学類、東北文化学園大学経営法学部非常勤講師。

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