言いたい事を言ってはいけない

自宅のリビングより

データビジネスの姉歯です。

三日にわたってお伝えしてきたプロモーションの「3M」シリーズ、今日は最終回です。3Mとは

  • マーケット
  • メディア
  • メッセージ

のことで、前回はメディアについてお伝えしました。どのマーケットに対してプロモーションするかちゃんと決めていても、メッセージがそのマーケットに届かなければ意味がありません。このため、ターゲットマーケットがどんなメディアを見ているかを考えてメッセージを出さなければならないのでした。

今日はメッセージについてお伝えします。メッセージとは言わずもがなプロモーションを伝えるための文章です。そもそも文章を読んでもらわなければプロモーションの内容が伝わりません。

このため、メッセージで大事なのは「どうやって読んでもらうか」という点です。そのために重要なのはお客さんのメリットを伝えることです。デジタルカメラのプロモーションを例に取って考えてみましょう。

最新式のデジタルカメラの広告は、たいていの場合、画素数の多さ、オートフォーカスの早さ、感度の高さ等が売りになっています。それを示すために「四千万画素」とか「オートフォーカス0.1秒」とか「0.1ルクスでも撮影可能」なんて言葉が並びます。

でもこれはスペックであってお客さんのメリットではありませんよね。メッセージはマーケットに合わせて具体的なメリットを伝えるものにする事が重要です。例えば、子どもが生まれたばかりの親をマーケットとしてメッセージを作るとしたら、次のようになります。

「このカメラは画素数が多いため、赤ちゃんのきめ細かな肌や髪の毛の一本一本まで綺麗に写真に残せます」「素早いオートフォーカスにより、動きの多い赤ちゃんの一瞬の笑顔を逃しません」「暗いところでも撮影できるため、フラッシュをたかずに眠っている赤ちゃんを写真に撮れます」といった具合です。

このメッセージの作り方は、恐らくあなたが考えるより大きな効果があります。実際このメッセージで大成功したのがAppleのiPodです。iPodが出た当時、日本国内にはもっと高機能なオーディオプレイヤーがたくさんありました。

日本国内のメーカーが「大容量32GB」という広告を出しているとき、Appleは「あなたの家のCDを全部ポケットに入れて持ち運べるプレイヤー」としてiPodをプロモーションし、市場の全てを握ってしまったのです。

あなたのメッセージも、是非お客さんの目線で作るようにしてください。

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この記事を書いた人

MDR株式会社代表取締役。事業構想修士(Master of Project Design)。宮城の集客・地域の集客news主宰。

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