筆算の桁移動

山形の喫茶店より

データビジネスの姉歯です。

そこがわからないんだ。。

夏休みも終盤です。子ども達に確認するとほとんど宿題は終わっているものの、いくつか細かい事が残っているようです。

家では色々と邪魔するものがあるので、なかなか全部終わりません。

そこで残りを一気に仕上げるため宿題合宿をしました。合宿と言っても泊まりがけではなく、一気に仕上げるためにいつもと違う場所で宿題をしに行ったのです。

場所は宮城県立図書館。ちょうど図書館で調べ物をする宿題もありましたし、図書館なら他のことをしたくても静かに宿題をするしかありませんからね。

宿題は順調に片付いていったものの、かけ算の筆算で躓いてしまいました。何度やっても答えが合いません。そこで計算の様子を見せてもらうと、、どうやら筆算するとき1の位と10の位をずらして書くのを忘れてしまっているようです。

ちゃんと教えたら思い出したようだったのですが、まさかそんな事を忘れるとは思いもしませんでした。

「どこがわからないか」がわからないと教えようがありません。場合によっては見当違いの事を教えて、お互いに「何度教えれば良いの!?」「わかんないから嫌だ!」となりかねません。

お客さんも意外なことがわからないケースがあります。あなたはあなたの製品やサービスのプロです。だから、あなたにとっては当たり前のことでも、お客さんにとっては全然わからない、という事が往々にして起きるんですね。

あなただけがわかっている前提がメッセージに混じっていると、お客さんは全く理解できなくなってしまいます。もし何度伝えても伝わらない(何回広告を出しても買ってもらえない)ようだったら、お客さんに話を聞いてみて下さい。

きっと意外なところに伝わらない理由があるはずですよ。

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この記事を書いた人

MDR株式会社代表取締役。事業構想修士(Master of Project Design)。宮城の集客・地域の集客news主宰。

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