宮城大学の講義室より
データビジネスの姉歯です。
先日、知人の誘いで「弁当の日」についての映画を見てきました。
「弁当の日」というのは小学校~高校の子ども達が、自分でお弁当を作って学校に持って行く日です。
小学校は5年生から、材料の買い出しをして、包丁で材料を切って、火を使って調理するところまで全部子ども達がするわけです。
親が出して良いのは材料を買うときのお金とアドバイスだけで、調理中は一切の手出し禁止です。
それも、お弁当ですから朝早く起きて準備をします。
小学校5年生が、メニューを考えて買い物をして、刃物と火を使って料理をする。それも親にとっては1秒すら惜しい朝の時間帯に、です。
どこからどう考えても「無理!」ですよね。実際、映画の中では真っ先にPTA会長に反対されたと言っていました。
でも実際にやると決めて取り組んだら、全ての子ども達が弁当作りを成し遂げたそうです。
できるかできないかなんて議論は無意味
もちろん、朝に子ども達の時間を作ってくれた親の協力もあってのことですが、それでも不可能にしか思えない子ども達だけの弁当作りを学年全員がやったというのはすごい話です。
映画としてはその弁当作りを通して子ども達にどんな良い影響があるのか描写されているわけですが、コンサルタントとして感じたのは「やっぱり人間やればできるんだな」ということです。
やると決めた為に、子ども達は弁当を作らざるを得ない状況になりました。親も、それをサポートせざるを得なくなりました。
だからこんな事を成し遂げられた訳です。
ビジネスだって同じです。どんな素人だって、やると決めてやり続ければできないことはありません。
小学校5年生が一人でお弁当を作れたように、です。
売り上げをあげるために、「あれはできない」「これは無理」なんて言っている暇はありません。
生活や会社のことを考えたら、やると決めるのに早すぎるなんてことはありません。
是非あなたもやると決めて売り上げを増やすための行動に取り組んでください。成果はすぐに出ます。
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