「紹介」の危険性

ビジネスの上り坂は危険

選ばれ続ける仕掛け作りコンサルタントの姉歯です。

集客の方法として紹介を挙げる経営者さんは少なくありません。

確かに紹介でも売上は立ちますし、紹介で来てくれたお客さんの方が、どこかから新規で連れてきたお客さんよりも良い関係を作れることが多いのも確かです。

でも、紹介だけに頼ってビジネスをするのは危険です。

というのも、ビジネスを車に例えると、紹介はただ下り坂を走っているだけだからです。

平地では車のスピードは落ちますし、上り坂になれば今度は後ろに進み始めてしまいます。つまり、紹介してくれる人が忙しくなったり、都合がつかなくなったり、紹介する人がいなくなったりすれば、あっという間に売上がなくなってしまうわけです。

紹介で売上を立てるなら仕組みを作れ

平地や上り坂でも車を走らせるには、自分でアクセルを踏む必要があります。

言い換えれば、あなたの意思で集客できる仕組みを作っておく必要があるのです。でなければ、ビジネスは周囲の環境に流されて売上を大きく落とす危険性がつきまといます。

紹介に頼っている場合でも、唯一集客に安心できるケースがあります。それは「紹介してもらう仕組み」を作っている場合です。

お客さんのうち何%の人が次のお客さんを紹介してくれるか、それを実現するためにどんな手順が必要か、その手順は誰でも再現できるようになっているか、紹介で得られる売上で十分にビジネスを運営していけるか。

こういったことが明確になっていれば、紹介も強力な集客のアクセルになります。もし惰性で紹介を待っているなら、是非それをコントロールできるようにしてください。そうすれば売上を読めるようになり、安心して経営できるようになります。

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この記事を書いた人

MDR株式会社代表取締役。事業構想修士(Master of Project Design)。宮城の集客・地域の集客news主宰。

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