お客さんの気持ちを意識しよう

お客さんのステップを考える

選ばれ続ける仕掛け作りコンサルタントの姉歯です。

商品の開発をしたり、プロモーションをしたりするとき、お客さんの気持ちを考えるというのは基本ですよね。

実際、多くの方がお客さんの生活シーンや困りごとを考えて商品の開発とプロモーションに生かしています。

そのワンステップ上に、実際にあなたの商品を体験したお客さんの気持ちを考え、売上の拡大に生かすという方法があります。

やり方は簡単で、あなたの商品を初めて買う人の気持ち、あなたの商品を体験した後の気持ちを考え、その次にどんな商品がほしくなるかに合わせて商品ラインナップを整理するだけです。

一般的には何も考えずに色々な種類の商品を用意しておき、お客さんが自由に選べるようにしている場合がほとんどです。

でも、お客さんは商品のプロではないため、始めに選ぶべき商品が何か、次に買うべき商品が何かを考えて迷います。

お客さんを迷わせてはいけない

人間はなるべく頭を使わないように作られているため、迷った人は考える事を放棄し「今は買わない」という選択をしがちです。

そこで、お客さんが迷わなくても良いように、こちらで「最初はこの商品」「次はこの商品」「その次はこの商品」とある程度筋道を決めて紹介することで、商品の購入率を上げられるわけです。

例えば、初めてのお店で大きな金額を使うのは怖いため、手頃な価格であなたの商品の価値を一番体感してもらえるお試しセットを最初に販売する。

次に、一度商品を体験すれば金額にも納得して払ってくれるようになるため、お試しセットの中から気に入ったものをまとめてたくさん購入できる商品を用意しておく。

商品を何度も体験していれば、もっと良い商品のことも知りたくなってくるはずなので、得意客向けに上級の商品を用意しておく。

…といった具合です。是非あなたのビジネスでもお客さんの変化のステップを想像して商品を作ってみてください。今ある商品を整理してお客さんに伝えるだけでも十分に大きな効果を得られます。

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この記事を書いた人

MDR株式会社代表取締役。事業構想修士(Master of Project Design)。宮城の集客・地域の集客news主宰。

コメント

コメント一覧 (3件)

  • この記事も共感します。
    >人間はなるべく頭を使わないように作られているため迷った人は考える事を放棄する。

    私は去年2021年春から現在まで
    行動変容しないといけないと会社に
    ずっと提案し続けてますが、変わらないです。特に、じいさんたち(笑)。
    これがもどかしいです。

    • コロナウィルスもそうですが、日本は人口減少への対応も考えなければいけません。頭を使わなくても良い状況には憧れますが、なかなか実現までは行きませんね。

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