ウェブページを作るだけでは足りない

自宅のリビングより

データビジネスの姉歯です。

補助金を使ってコロナ対策のウェブサイトを作る会社が増えています。

実際、私のところにも通販をできるページを作りたいという相談を何件か頂いています。

そんな相談を頂いたとき、私は必ず質問をします。それは「ページを作った後の販売戦略はどう考えていますか?」というものです。

この質問に答えられる方はほとんどいらっしゃいません。なぜなら「ページを作る=販売活動」と考えている方がほとんどだからです。でもこの認識は間違っています。

通販で商品を売るために必要なもの

通信販売のページを作るだけでは商品は売れません。それはお店で例えると「電話線を引いただけ」の状態でしかないからです。

電話回線を引いても、それを電話帳に載せ、人に知らせなければ迷惑業者以外からの電話はかかってきませんよね。

通販のページもこれと同じで、「電話帳に載せたり、人に知らせたり」しなければ売上は立たないのです。これが私の言う「販売戦略」です。

既存のお客さんに通販で商品を買ってもらうための下地作り。新しいお客さんを作るための広報活動。客単価を向上させるためのブランディング。やらなければならない事はたくさんあります。

むしろ、コロナウィルスとしっかり立ち向かえるだけの売り上げを作るには、通販ページを作る以外の事の方が大仕事です。

売る活動をしよう

実際、100万円もかけてページを作ったのに、販売戦略を考えていなかったために年間の注文数は3件しかなかった、という例が宮城県内にあります。

商品を並べて、決済できる仕組みを作り、綺麗なデザインでページを作る。それだけではコロナ対策にはなりません。

ページを作ればコロナ対策は万全ですよ、なんて言い方で補助金を取ってページを作ろうと提案してくるホームページ製作会社もあるようです。

そんな言葉に騙されないよう、気をつけてくださいね。

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この記事を書いた人

MDR株式会社代表取締役。事業構想修士(Master of Project Design)。宮城の集客・地域の集客news主宰。

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