東松島のコーヒー焙煎室より
データビジネスの姉歯です。
地元で市長選をしていました。これを書いている現在はすでに結果が出ているのですが、今回の選挙戦はいつにも増して盛り上がりに欠けたなぁ、と感じています。
というのも、ただでさえほとんど誰も聞いていない街頭演説が、感染症の影響で更に聞く人が減っていたからです。
そもそも出歩いている人自体が少ないですし、集まれば感染が怖いというので誰も聞かない訳ですね。
まぁ感染症が拡がる前も、街頭演説と言えばたまたま通りがかった暇な人が時間つぶしに聞いているケースも多かったとは思いますが。。
演説を聴かない理由
そもそも、あれだけ力を入れている演説を誰も聞かない理由は何なのでしょうか。
場合によっては自分の生活にもろに影響する話です。困っている事を解決すると約束してくれるかも知れません。
にも関わらず誰も聞かないのは、候補者が「皆さん」に向けて話しているからです。
選挙ですから、一人でも多くの人に呼びかけたいのは分かります。それに、選挙カーの上から見れば演説を聴いているのは「群衆」なのでしょう。
でも実際に聞いているのは群衆ではなく、一人一人の人間です。そこに対してまとめて「皆さん」と呼びかけてしまえば「ああ、この人は”私”の悩みを解決はしてくれないんだなぁ」と感じるわけです。
人間は自分の事以外には興味を持てない生き物です。だから、「皆」の事を話している演説には誰も見向きもしないわけですね。
あなたのチラシ、演説になっていませんか?
これはチラシや広告でも同じです。あなたの商品を紹介するとき、「皆」向けに内容を作ってしまうと、誰も見てくれません。
個人に向けて「あなたのこんな問題を解決します」という内容にすれば、より高い効果を得られるようになります。是非試してみて下さい。
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