誰も望んでないビジネスカジュアル

面倒なビジネスカジュアル

自宅の自室より

データビジネスの姉歯です。

「あー!面倒!!」

家に帰ってきて開口一番、珍しく妻が愚痴を言いました。

詳しく話を聞いてみると、どうやら務め先の本部で「ビジネスカジュアルの日」というのが作られたそうで、毎週1回、制服ではなくビジネスカジュアルで出社することになったようです。

しかも、ビジネスカジュアルと言っても細かい決まりが定められているらしく、ほとんどバッチリのビジネススタイルじゃないとダメなようです。

妻は行き帰りは楽な格好で、会社に着いてからは制服を着て仕事をしています。なので、行き帰りまでバッチリの仕事着で、しかも1週間に1回ややカジュアル目の仕事コーディネートを作るなんて考えただけで面倒、という話でした。

この感覚、どうも妻だけではなく支店の社員一同の総意らしく、誰も喜んでいないのだそうです。

たぶんお店にやってくるお客さんも、ビジネスカジュアルの日だなんて誰も気に留めないでしょう。

同業他社ではなくお客さんを見よう

なんでこの取り組みを導入する事になったのかは分かりませんが、話を聞く限りではメリットはほとんどなさそうですね。

この手の施策は、経営者同士の集まりで「ウチはこんなことやっている」「じゃあウチも」みたいなノリで決まったり、他の経営者に自慢するために取り入れられたりすることがよくあります。

この話だけ聞くとなんて無意味な、と思うかも知れませんが、是非あなた自身の行動も振り返ってみて下さい。

同業他社の目を気にして始めた事や、逆になかなか取り組めないでいる施策がありませんか?

特に売上に直結しやすいマーケティングの取り組みは、他社から「何やってるんだ?」と指を差されるのが怖くて取り組めないことがよくあります。

お客さんの目から見て価値ある事なら是非他社の目なんか気にせず取り組んで下さい。同業が取り組んでいないことほど、成果が出ます。

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この記事を書いた人

MDR株式会社代表取締役。事業構想修士(Master of Project Design)。宮城の集客・地域の集客news主宰。

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