リピートにはおまけがたくさん

リピートの良いところ

選ばれる仕掛け作りコンサルタントの姉歯です。

私は常々リピートを作ろうとお伝えしています。何ならリピートの存在しないビジネスはそれが弱点だとまで考えています。

リピートというのはそれほどまでにビジネスにとって重要です。実際、売上の安定と利益の拡大には抜群の効果がありますし、経営者の安心感も段違いです。さらに、リピートがないと新規の集客も難しくなってしまいます。

そうは言ってもうちの業種・業界じゃ無理だよ、という方もいらっしゃると思います。そんな場合は仕事の内容は同じまま業種・業界の認識を変更すればリピートが生み出せます。

所属業界の認識を変えてリピート促進

例えば南部鉄器の販売をしているなら「南部鉄器販売業」という考えのままだとリピートは望めません(何せ南部鉄器は頑丈なので壊れません)。でも、「鉄分の補給でお客さんの健康を生み出す業界」と考えれば、南部鉄器以外にも様々な商品を売れますよね。

それでもどうしてもリピート間隔が長くなってしまうケースはあると思います。そんなときに使えるのが継続決済商品です。

継続決済と言えば普通は決済ごとに商品をお届けしたり、毎月ライセンスを更新したりというイメージが強いと思いますが、他にも継続決済を導入する方法はあります。

後々の購入に向けて継続的に入金してもらう商品を用意すれば良いのです。

定期入金でリピート間隔を狭めよう

例えば建築業の場合一旦家を建てたらリピートはほとんどなく、外壁塗装やリフォームをしてもらうにしても、それは10年や20年経った後の話になってしまいます。

でも、家を建てたタイミングで10年後の外壁塗装や、20年後のリフォームに向けて毎月支払いをしてもらうタイプの商品を販売すれば、毎月継続して売り上げを作れるようになりますよね。

これによって毎月売り上げが入ってくるだけでなく、外壁塗装やリフォームの成約率も高くなります。

リピートに付随するおまけ

というのも家を建てて10年後に急に外壁塗装の話をされるのと、家を建てた時に外壁塗装の話をされるのでは申し込み率が変わるからです。当然新築の時の方が家を大事にする気持ちが強いですから、そのタイミングなら申し込み率が高くなるわけですね。

さらに毎月支払いをしてもらえれば、他の会社に外壁塗装の仕事を奪われる心配もありません。

加えて、毎月お客さんとコミュニケーションできていれば(請求書、領収書を送るときにお手紙を入れるなど)、外壁塗装以外の相談が来て追加の売り上げが立つ可能性もあるでしょう。

本当にどうしてもリピートが難しい業界がないとは言いません。でも、ほとんどの業界ではリピートを生み出せますし、その効果は計り知れません。是非あなたのビジネスでもリピートで販売する商品を作れないか検討してみてください。

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この記事を書いた人

MDR株式会社代表取締役。事業構想修士(Master of Project Design)。宮城の集客・地域の集客news主宰。

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