安売りでは絶対に勝てない理由

安売りは危険

選ばれる仕掛け作りコンサルタントの姉歯です。

商品はなるべく安く売る方が良い。

世の中ではそんな風に考えられています。確かに買う側からすれば値段が下がれば買いやすくはなるでしょう。でも、そうやってお客さんを増やしてもビジネスはうまくいきません。

少なくとも中小企業が「どこよりも安く」という戦略をとると、必ず失敗します。

というのも、値段では大企業に絶対勝てないからです。

大企業は利益率0.1%でも戦える

まず大企業はスケールメリットが効きます。大抵の商品は1個よりは10個、10個よりは100個購入すると値引きが発生して安く手に入りますよね。大企業はこれをとんでもないサイズで行っています。

このため、仕入れ単価でスモールビジネスが大企業に勝つのは不可能です。

さらに大企業は売上金額が巨大なため、利益率が少なくても良いという決定的な強みがあります。

年商1,200万円程度のビジネスなら、月商は100万円です。この100万円の中から生活費30万円/月を作ろうと思ったら、利益率は30%必要になりますよね。

でも月商100億円の企業なら、利益率1%でも1億円の利益になります。三井や三菱のように兆単位の商いをしているなら、0.1%の利益でも10億の利益、なんてこともあります。

そんなところを相手に値段で勝負できるわけがないのです。

はじめから負けることがわかっている勝負を挑むより、高付加価値やニッチなど、勝てる可能性が高い方法で勝負を挑んだ方がずっと良いと思うのですが、いかがでしょうか。

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この記事を書いた人

MDR株式会社代表取締役。事業構想修士(Master of Project Design)。宮城の集客・地域の集客news主宰。

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