ダサい名前の高級パン屋

ダサい高級パン

自宅の自室より

データビジネスの姉歯です。

ヘンな名前のパン屋、多いですよね。

その元祖は「考えた人すごいわ」というお店です。

このお店は2018年に開店し、そのパンの美味しさと、名前の物珍しさから話題を呼び、店舗数を増やしています。

食パンチェーン店としては相当成功していると言えるでしょう。

ただ、個人的に問題だなと思うのは、これ以降名前に特徴のあるパン屋が雨後の竹の子のように増えていることです。

「考えた人すごいわ」の仕掛け人が同じようにパン屋のビジネスモデルパッケージを展開している、という事情もあるようなのですが、その人のプロデュースを受けていない店舗も少なくないようです。

つまり、「ヘンな名前のパン屋は儲かる」と思ってマネしている人が多い訳ですね。

同じ業界でパクり合いなんて。。。

ネーミングそのものは戦略と感性の問題ですから特にどうとも思わないのですが、個人的にはヘンな名前のパン屋が増えているということ自体がダサいな、と思って見ています。

パン屋同士でマネをしたら、最初は「特徴」とみられていたものもいつしか「当たり前」になってしまいます。

つまり、「ヘンな名前のパン屋」は当たり前になり、わざわざヘンな名前にすることに意味がなくなります。

結果、メディアに取り上げられる事も、面白がられて話題になることもなくなる訳です。これでは普通のパン屋と変わりません。

同じ業種業態でマーケティング戦略をマネすると、このようにロクでもない結果を招きます。

違う業界で真似すれば、その業界では珍しい名前の走りになって注目を集められるでしょう。

これは名前に限りません。上手くいっている他業界の戦略をマネできれば、あなたは業界の先駆者になれます。

他の業界で上手く行っている事例を見つけたら、それを自分のビジネスに取り入れられないか、是非考えてみてください。

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この記事を書いた人

MDR株式会社代表取締役。事業構想修士(Master of Project Design)。宮城の集客・地域の集客news主宰。

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