ペルソナとは言うけれど。

仙台市内のカフェより

データビジネスの姉歯です。

ペルソナという言葉があります。一応心理学系の学会に所属している身なのでそれらしい話をすると、これはユングという心理学者が提唱した心理学用語です。

歴史的には役者さんがかぶる仮面の事を指す言葉でしたが、ユングは「外から見たときの、その人のキャラクター」という意味で使いました。

集客について勉強している方は「ターゲットとするお客さんのキャラクター」という意味としても使われているのを知っていると思います。

ペルソナを決めて集客をすれば、あなたが来てほしいお客さんを集めることができ、集客効果も高くなると言われています。

実際、集客のお話をしているとペルソナは度々出てくるのですが、どうも難しく考えている人が多いと感じます。

というのも、話題になるとだいたい「作らなきゃと思いながらも手がついていません」「面倒くさい」「どうして良いか分からない」なんて意見が出てくるからです。

仮面とか、理想のお客様像とか、確かに一見ハードルが高いかも知れません。でも、最初のペルソナを作る時にやることは一つです。

それは「今来てくれているお客さんの中で、一番喜んでくれているお客さんは誰か」を思い浮かべることです。その人そのものがあなたのビジネスのペルソナとして機能します。

しかも、実在の人物をペルソナに据えれば、考える必要がありません。その人に聞けばどうやって集客すれば良いかが分かります。

その人がよく買ってくれるものを何に活用しているかを聞けば、どのマーケットで戦えば良いかが分かります。何をきっかけであなたのお客さんになったかを聞けば、どのメディアで集客すれば良いかが分かります。あなたの何に魅力を感じているかを聞けば、お客さんが集まるメッセージが分かります。

ペルソナ、難しく考えないで活用してください。

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この記事を書いた人

MDR株式会社代表取締役。事業構想修士(Master of Project Design)。宮城の集客・地域の集客news主宰。

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