選ばれる仕掛け作りコンサルタントの姉歯です。
多くの経営者は自社の商品を安すぎる値段で売っていると考えている、という調査結果があります。
もっと高い価値があるのに、それをお客さんに分かってもらえていない、というわけですね。
実際、商品は売れているのに倒産してしまう会社もあります。そんな会社はまさにもっと適正な価格で商品を買ってもらう必要があったと言えるでしょう。
商品を本来の価値に近い価格で販売するには、お客さんを選ぶ必要があります。
あなたの商品の価値をちゃんと理解し、お金を払ってくれるお客さんはいます。だからそのタイプの人たちに向けてメッセージを発信し、商品を販売すれば、わざわざ安売りする必要はなくなる訳ですね。
そのために必要な手順が3つあります。
- お客さんが商品に対して感じている価値は何か調べる
- その価値を感じてくれるお客さんはどこにいるのか調べる
- お客さんがいる場所にメッセージを出して集客する
売価を上げる具体的な方法
お客さんが商品に対して感じている価値は様々です。「必要だからなるべく安いものを選んで使っているだけ」という人もいれば「あなたの商品には他社商品にはないこんな価値がある!」と感じている人もいます。
だから後者のタイプの人を探し、彼らがどこにどんな価値を感じているのかを調べ、そこで見つかった価値を商品の訴求に使っていく必要があります。
次に、その価値をほしがってくれる人がどこにいるのかを調べます。具体的には、ターゲットのお客さんがよく行く場所、見ている雑誌、ウェブサイトを調べるのです。
これが分かればあなたの商品に価値を感じてくれるお客さんがいる可能性の高い場所に絞って集客できるようになります。
お客さんがいる場所が分かれば、あとはそこに向かって最初に調べたお客さんが感じる価値を訴求するメッセージを使った集客ツールを使うだけです。
どこかの場所に集まるならチラシを使い、見ている雑誌が分かるなら記事広告を、ウェブサイトが分かればネット広告を使えば良いでしょう。
そうやってあなたの商品を高く買ってくれるお客さんを集め続ければ、いずれあなたの顧客リストは商品を高く買ってくれる人であふれます。
地道な努力が必要ですが、確実な方法です。
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