東松島の焙煎工房より
データビジネスの姉歯です。
今日のタイトルはよく聞くことわざですね。
タダで手に入れたものは価値がなかったり、後々面倒がことが起きたりして、結局お金を払った方が良い、というような意味です。
確かにことわざ本来の意味通り、タダだからと適当な情報を検証もせずにばらまいている人や、はじめはタダでも後から見返りを求めてくる不埒な人はいます。
でも、今の世の中それは少数派で、タダの情報でもちゃんと検証されていて、見返りも求められないものの方が一般的でしょう。
実際、僕もそんな情報に助けられることもあります。
では今の時代タダでも怖くはないのかと言えばそんなことはありません。個人的には「タダで手に入る」ということ自体が怖いと思っています。
タダが高くつく本当の理由
タダで手に入ればこちらは何もリスクがありません。だから、必要な情報かどうかを吟味せず、次々に新しい情報を手に入れたくなります。結果として消化不良でうまく実行できない、なんてことがよく起きます。
また、ちゃんとお金を払った情報は払った分取り返そうと必死に実行します。逆にタダで手に入れた情報は「いいこと聞いた」で終わらせても痛くもかゆくもありません。
物理的な商品なら使わなくても手に入ればいいかもしれませんが、情報は実際の行動に生かさなければ完全に無価値です。むしろその情報を学ぶために時間がかかる分マイナスとも言えます。
なので、意思が強くない僕は、新しい事を学ぶときには身銭を切って実行せざるを得ないようにしています。さらに、監視役としてコンサルタントについてもらっています。
もしあなたが勉強してもなかなか実行できなくて悩んでいるようでしたら、どうにかして「実行しないことがリスク」になる状況を作れないか考えてみてください。きっと行動の第一歩になるはずです。
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