選ばれ続ける仕掛け作りコンサルタントの姉歯です。
昨日、新年に立てた目標が三日坊主に終わってしまうのは、意思の力で継続しようとするからだとお伝えしました。
人間は意思の力で物事を継続できるようには作られていません。だから、目標を叶えるための行動を継続したければ習慣にすれば良いわけです。
習慣を作るには3つのポイントがあります。
- 小さな行動を積み重ねる
- 行動できなかったときの逃げ道を用意しておく
- 小さな行動を続けられるようになったら大きな行動に切り替える
1.小さな行動を積み重ねる
まず一つ目の「小さな行動を積み重ねる」というのは、読んで字のごとくほんの小さな行動を毎日続ける事から始める、ということです。
目標を達成するには、それなりに大きな行動を続ける必要があります。だから、人は正月早々大きな変化を習慣化しようとして失敗するわけです。
そうではなく、まずは最終的に目指す行動よりも小さな事を毎日続けるなら、続けるのは簡単ですよね。
もし健康を目標にして「自転車で10km走る」という行動計画を立てたら、最初から10km走るのではなく、「近所を一回りする」と決めて、それを毎日続けてください。それが第一のステップです。
2.行動できなかったときの予備の行動を用意しておく
二つ目の「行動できなかったときの予備の行動を用意しておく」というのは一つ目の小さな行動を決めるときに一緒にやってください。
というのも、昨日の記事でも書いたとおり、人間は意志の弱い生き物です。だから、どんな小さな行動でも絶対に「今日はイヤだなぁ」と思う日がやってきます。
そんな時に、小さな行動を起こす代わりにやる事を決めておき、それをやったら習慣をクリアしたことにする訳です。そうすれば、習慣を守れなかったからと言って自己嫌悪に陥らずに済みます。
先ほどの自転車の例で言えば「雨が降ったり、地面が凍ったりして危ない日や、どうしても時間のない時は、玄関で靴を履いて腿上げを10回する」と決めておくわけです。
そうすれば、習慣の本体はできなくても予備の行動はできますから、習慣を途切れさせる事なく続けられますよね。この「続けられた」という小さな成功体験が習慣の継続に繋がります。
3.小さな行動を続けられるようになったら大きな行動に切り替える
三つ目の「小さな行動を続けられるようになったら大きな行動に切り替える」というのはわかりやすいと思います。
小さな行動を続けられるようになったら、元々やりたかった大きな行動に切り替えるのです。
大きな行動をする時も予備の行動は用意しておいてください。また、一気にステップアップするのが大変なら、段階を踏んでステップアップしてもOKです。
例えば「近所を自転車で一周→自転車で5km→自転車で10km」といった具合です。
行動はたいてい1ヶ月も続ければ習慣として定着します。新しい年をこれまでとは違う年にするためにも是非取り組んでみてください。
コメント
コメント一覧 (2件)
目標を叶えるための行動を継続したければ習慣にすれば良い。
その通りだと思いました😔。
どんな目標も行動しなければ形にならないので、考えなくても行動できる習慣は最高のソリューションだと思っています。