計測しよう

自宅のリビングより

データビジネスの姉歯です。

先日、全ての行動はテストだとお伝えしました。そのためにはリスクを小さく抑えて、テスト結果がふるわなかったときでも許容できる損失にとどめておく必要があるのでしたね。

でも、せっかくテストをするならもう一つやって欲しいことがあります。それは行動の結果を計測する、ということです。

学校の成績が上がるのはテストがあるから

学校のテストでは採点がありますよね。当たり前の話ですが、丸付けをして、正解が多ければ高得点、悪ければ低得点です。

得点が低い教科は重点的に勉強すれば全体の平均点数を上げられますし、個別の問題の当たり外れが分かれば、自分がどんな問題に弱くて、どんな問題に強いのかも把握できます。そうすれば、もっと効率的に勉強できるようになります。

経営も全く同じで、日頃の様々な活動の結果を計測して数字で把握しておけば、どこを重点的に改善すれば良いか浮き彫りにできます。

ビジネスの数字をテストしよう

例えば、売上は「新規顧客数」「リピート回数」「客単価」という三つの数値で決まります。この数値を計測すれば、あなたのビジネスのどこを改善すればより大きな売上が上がるか一目瞭然になります。

さらに細かく計測して、新規顧客獲得手段の中で、最も効率的に集客できているのは広告なのか、チラシなのかが分かります。

もっともっと細かくして、チラシの種類毎に成果を計測すれば、効果の出るチラシと効果の出ないチラシまで判断できます。

AとBのチラシのうち、Aの方が効果が高いと分かれば、Aの内容を少し修正したA’を作って、それがAよりも効果が高いかどうかをテストできます。

A’の方がより良い効果があるなら、今度はA’を修正したA”を作ってテストできますよね。

このように、計測して効果が高いものだけを残したり、より効果を出すために改善したりすれば、ビジネスは必ず改善していきます。

是非あなたも効果を測ってテストをしてください。その結果を基に改善を積み重ねれば、きっと日々あなたのビジネスが良くなっていくのを実感できるはずですよ。

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この記事を書いた人

MDR株式会社代表取締役。事業構想修士(Master of Project Design)。宮城の集客・地域の集客news主宰。

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