卸町のイオンより
データビジネスの姉歯です。
コロナウィルスの問題が長引き、否が応でもビジネスの形を変えなければならない状況が迫っている方もいらっしゃると思います。
逆にワクチンの接種率が増えてきたため、コロナウィルス収束後の変化に向けて、どんな準備が必要かと悩んでいる方もいらっしゃることでしょう。
コロナウィルスが長引くか収束するかは、未来の事である以上絶対の予測はできません。でも私達経営者は常にそんな不確定の未来を考えて生活しなければなりませんよね。
この不安は何があっても消せません。
でも、不安を減らす事はできます。その方法は簡単で、最悪の最悪を想定して、その時起こる事を書き出してみるだけです。
不安は具体的に把握しよう
ひたすら考えて全部書き出してみてください。こうすることによって、「なんだかよく分からない不安」を「具体的な不安」に変えられます。
人は自分がよく分からないものに対してより大きな不安を感じる生き物です。だから、不安の内容が具体的になれば、それだけで「不安感」はだいぶ小さくなります。
さらに、実際に悪い事を書き出してみると思っていたよりもずっと少ない数しか書き出せない事に気づくはずです。
しかも、そのうちいくつかには既に対策を打てていたり、簡単に対策できたりすることも分かります。
つまり、思ったよりも不安の実体が小さかった事でも安心できる訳です。
もっと言えば、書き出したことの80%は発生しません。というのも、ミシガン大学の研究により、心配事のうち、実際に発生するのは20%程度だという事が分かっているからです。
もしあなたが不安で困っているのでしたら、是非最悪の事態を書き出してリストにしてください。その不安が思ったより小さい事に気づいて気持ちが楽になりますよ。
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