原因を正しく発見できれば9割解決

原因の設定がほぼ全て

選ばれる仕掛け作りコンサルタントの姉歯です。

経営者にとって最も重要な能力は?と聞かれたら「原因を発見する力」と答えます。

なぜなら、正しい原因を発見できればあとは解決するだけだからです。

直近では世界的に間違った原因設定をされた課題がありました。それはコロナウィルス期間中の売上低下です。

でも、これはおかしいですよね。人類全体を襲ったコロナウィルスが原因で売上が落ちるなら、少なくとも同じ業種業態のビジネスは全て売上が落ちるはずです。

実際は同じ飲食店でも、コロナウィルスで売上を伸ばしたところと減らしたところの両方がありますよね。

これは「コロナウィルスが原因」と考えたら説明が矛盾します。

コロナウィルス期間中、売上が低迷した本当の原因

優れた経営者は、コロナウィルスをきっかけに起きている事を分解して事実を探します。

すると、コロナウィルスで減っているのは「お客さん」ではなく、正しくは「新規のお客さん」だということが見えてきます。

つまり、コロナウイルス期間中の売上低下の原因はコロナウィルスではなく、「リピート対策の不足」にあったと原因を発見できます。

この原因にたどり着ければ、既存のお客さんに連絡をして再来店を促したり、リピート対策を作ったり、という形でコロナウィルス期間を乗り越えられた訳です。

正しい原因を見つける力、是非身につけてください。

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この記事を書いた人

MDR株式会社代表取締役。事業構想修士(Master of Project Design)。宮城の集客・地域の集客news主宰。

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