生き残りたかったら効率を捨てろ

効率化を考えてはいけないこと

選ばれる仕掛け作りコンサルタントの姉歯です。

「効率化」ほど経営の世界で重視されるものはありません。仕事の効率化、効率的集客、効率の良い製造なんて具合に、ありとあらゆるところで効率化が求められます。

確かに仕事の効率が上がれば同じ時間でより多くの仕事をこなせますし、集客を効率化できれば同じ資金でより多くのお客さんを集められます。製造の効率が上がれば短時間で商品を作れますから、売上限界も伸びるでしょう。

経営においてほとんどの分野では効率は正義です。

絶対に効率化してはいけない部分

でもスモールビジネスなら絶対に効率化してはいけない部分もあります。

それは顧客のフォローアップです。

顧客のフォローアップは手間もお金もかかります。しかもすぐには結果が分かりません。何百人ものお客さんにこまめにフォローの連絡をしているのにほとんど反応がない、なんて事も少なくありません。

でもこのフォローアップをやめた瞬間から客離れが始まります。

有名な大企業ならフォローアップをしなくてもお客さんは覚えていてくれるかもしれません。でもスモールビジネスでは顧客でい続けてもらうためにフォローアップは欠かせません。

数字だけ見ればフォローアップで直接得られるものは何もなく、真っ先に効率化の対象にしてしまいがちなので気をつけてください。

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この記事を書いた人

MDR株式会社代表取締役。事業構想修士(Master of Project Design)。宮城の集客・地域の集客news主宰。

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