コストコの時給が高すぎる!

お金で人を動かすのは危険

選ばれる仕掛け作りコンサルタントの姉歯です。

youtubeに「コストコのアルバイトが時給1,500円で、地元の商店に誰も来ない」みたいなニュースが上がっていました。

今採用はどの会社でも大変ですよね。でも、このコストコのようにお金で釣るのはあまり賢いやり方ではありません。

というのも、高い時給を設定すると単純に「お金をほしい人」が集まってくるからです。

これは商品販売と似ています。商品を買ってもらうために安売りをすると、「安い商品しか買わない人」が集まってきます。結果として安売りはすればするほど会社が辛くなります。

そうではなくて、手間と時間をかけてでも商品の価値を伝え、ちゃんと適正な金額で商品を買ってもらうようにすれば、集まってくるお客さんは「あなたの商品価値に魅力を感じて買う人」になりますよね。

採用のためのマーケティング

従業員やバイトの採用もこれと同じなのです。高い給料で集めた人はお金が欲しいから来るのであって、あなたのビジネスや思いに共感したから集まってくるのではありません。

このタイプの人は自分で学んで技術を伸ばしたり、自分で主体的に提案したりする事はありませんし、何なら時給さえもらえれば良いので手を抜く方法を探し始めます。さらに、より良い給料を提示するところが現れたらすぐにそちらに移ってしまいます。

バイトならそれでいいかも知れませんが、企業の中核をなす社員がそんな状態では、社長の気苦労は絶えませんよね。

採用は手間と時間をかけてあなたの価値観を伝え、共感してくれる人を集めるのがベストです。そのために必要なのは採用見込のある人たちの囲い込みと、その人たちとの頻繁なコミュニケーションです。

言い換えれば、採用のためのマーケティングです。もうこれまでのようにただ求人票を出すだけで採用できる時代ではないと考えて準備することをおすすめします。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

アフターコロナの地域経済を生き残る経営戦略講座

「スモールビジネスがお金を掛けずに集客する6つの方法」をプレゼント

消費者の行動が従来と大きく変化したコロナウィルス開けの経済状況下で、地域の中小企業が売上を安定させ、利益を拡大する方法について8本、合計180分の動画で学べる講座です。お名前とメールアドレスだけで無償でお申し込み頂け、いつでも登録解除できます。今ならamazonで販売中の電子書籍「スモールビジネスがお金をかけずに集客する6つの方法」のpdf版をプレゼント中です!

この記事を書いた人

MDR株式会社代表取締役。事業構想修士(Master of Project Design)。宮城の集客・地域の集客news主宰。

コメント

コメントする

目次