姉歯 一紀– Author –

お客さんのために色やバージョンなどの商品の選択肢を増やしている、という方は多いと思います。これ、逆効果かも知れません。

タイガーウッズと同じゴルフクラブを使ってもタイガーウッズと同じスコアは出せませんよね。実はビジネスでも同じ事が言えます。

利益を増やすには売上を増やして経費を減らせばいい、というのが一般的には信じられているようです。これは間違いです。

自分が売りたい金額を我慢して、商品が売れるように価格を調整する。これは経営者の怠慢です。値段を下げる事を考える暇があったら、自社商品の価値をどう伝えればお客さんが受け入れてくれるかを考えてください。

値下げしてセールをするなら、必ず理由が必要です。理由を付けずに値下げをしてしまうと、お客さんが値下げを待つようになり、利益が大きく減ってしまいます。

やったことがないから。難しそうだから。そんな理由で取り組めていないことがあるなら、それが原因でビジネスが潰れてしまうかも知れません。

その昔、3倍録画のVHSと画質を極めたベータというビデオ装置がありました。実は一見正反対のこれらに使われていた技術は同じものだったそうです。

値上げを受け入れてくれないお客さんや、ましてやそれにクレームを言ってくるお客さんへの対処法は一つです。その人はお客さんではないと考えて扱う事です。

成果を出すために行動したいけど、なかなか行動ができない。そんな時は、締め切りを設定して宣言したり、誰かに締め切りを管理してもらうことをお勧めします。

たくさんのセミナーに出たけど成果が出ない。そんな時はセミナーに出る目的が知識を得る事になっていないかどうか振り返ってください。セミナーで得た知識は実践しないと成果が出ません。

限定をつけるとお金を払ってもらいやすいというのはマーケティングの常識です。でも、ただ限定を漬ければ良いというものではありません。

何か新しいことに取り組むとき、はじめから上手くいくケースは希です。新しいやり方はあなたのビジネスに合うように調整しなければ機能しません。

上手く行くイメージが湧かなくて取り組めない。これは感情の面ではとても怖いことですが、実際には存在しない壁です。

いつもと違う成果を出したいなら、いつもと違う行動をする必要があります。ところが、やり方にこだわっているとこの単純な事実を見落としてしまいがちです。

同じ人から紹介をもらい続けるためには、ちょっとしたコツがあります。それは紹介をしてくれたお客さんにはちゃんとお礼をする、ということです。ついつい忘れがちなので、しっかり仕組みにしておく事が大事です。

紹介してくれるって言ったのに、一向に紹介のお客さんがやってこない。この原因は、お客さんが紹介刷る人を探してくれないからです。お客さんが紹介客を探す手助けをしましょう。

紹介が欲しい時、お客さんにしっかりと紹介をお願いする必要があります。ただし、急に紹介をお願いするとお客さんが困ってしまうので、先に紹介を印象づけておく必要があります。

良い商品を作っていれば紹介してもらえる。そう考えている人は少なくありません。でも実際のところ、商品が良いだけでは紹介は生まれません。

ビジネスをしていると迷ってしまうケースはよくあります。そんな時、どれが良いかと悩んでしまいがちですが、こういう時はとりあえずどれかを選んでやってみるのがお勧めです。

毎日忙しいと感じているなら、それはもしかしたら仕事の「終わり」を決めていない事に原因があるかもしれません。