恐怖の広告

選ばれる仕掛け作りコンサルタントの姉歯です。

「怖くて広告をやめられないんです。」

飲食店さんやサロンさんなら、インターネット上の飲食店やサロンがたくさん掲載されているサイトに情報を載せるのはほとんど当たり前になっていますよね。

お話を伺っていたら、その情報サイトの掲載料がどう考えても負担として大きすぎるお店がありました。そこで、その掲載をやめませんかと提案したところ、返ってきたのが冒頭の言葉です。

確かに、今ぎりぎりの状態で経営しているのだとしたら、有料サイトへの掲載をやめたときにお客さんが来てくれるかどうかは不安ですよね。

やめる恐怖を振り切る方法

こんな時は、まずそのサイトを見て何人くらいお客さんが来ているのかを調べるところから始めるようにお伝えしています。

ひとまず注文を受けるときに何を見てきたか教えてもらうようにすれば、どのサイトを見てお店に来たのか、それとも別のきっかけでお店を見つけてもらえたのかはっきりしますよね。予約の電話を受けるときに聞いてしまうのも良いでしょう。

できればお客さん毎に何を見て来店したか、利益はどのくらいだったかを調べられればベストです。それが難しければ、一ヶ月の利益を出し、それにサイトの利用率を掛ければざっくりと計算できます。

例えば、あるサイトからの来店者数が全体の10%だったとしたら、その月の利益の10%がそのサイトから得られていると考えれば良い訳です。その金額がサイトの利用料を超えていれば広告を取り下げる必要はありませんが、利益よりも広告費の方がかかっているなら、真剣に広告をやめる事を検討するべきです。

何事も計測できないと改善できませんし、人間はなんだかよくわからないものに恐怖を感じます。広告の恐怖を取り除くためにも、結果を計測して広告を丸裸にしてください。

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この記事を書いた人

MDR株式会社代表取締役。事業構想修士(Master of Project Design)。宮城の集客・地域の集客news主宰。

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