選ばれる仕掛け作りコンサルタントの姉歯です。
先日買い物に行ったときのこと。「あれ?切れてたのってバスマジックリンだっけ?台所用だっけ??」というので10分くらい悩みました。
家の中を見回すと、風呂場には風呂場用の洗剤、台所には台所用の洗剤、洗濯用洗剤、体を洗うための洗剤、洗顔用、シャンプーと、いろんな洗剤がたくさんあります。
おかげで、お風呂と台所にそれぞれ専用品が置いてあるマジックリンとハイターは、どっちがなくなっているんだかわからなくなることがあります。
今回はちゃんと思い出せたので良かったのですが、以前はお風呂用マジックリンが6本も溜まって途方に暮れたことがありました。。
ところで、どうして洗剤ってあんなに細かい種類があるのでしょう?
細分化すると売れる
実際、界面活性剤の性能にそんなに違いはありませんので、石けん一つあれば洗濯物から洗顔までできてしまいます。肌に良いということで宮城県内で有名な「坊ちゃん石けん」は、パッケージをよく見ると「洗濯用石けん」と書いてあります。
もちろん、保湿成分が入っているとか、殺菌力が強いとかそれぞれに特徴はあるのですが、最大の理由は「用途別に細分化した方が売れるから」です。
P&Gはこの辺をよく研究していて、同じシャンプーでもさらに「髪のツヤを守りたい人用」「パサつきを抑えたい方用」「男性用」「ボタニカル」と様々な種類をラインナップしています。
あなたがもし頭痛で困っていたら、万能の風邪薬ではなく頭痛薬を飲みますよね。このように「専門化」する事はいろんな分野で効果があります。
是非あなたも専門性を明確にして、特定の問題を解決するのに特化したメッセージを発信してみてください。
そうすれば商品を売るのが今よりも楽になります。
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