「ココイチが客離れ」とは言うけれど

値上げと利益

選ばれる仕掛け作りコンサルタントの姉歯です。

カレー屋さんのCoCo壱番屋の客数が減っている、というのが話題になっているようです。

どうも値上げに伴って、以前は700円前後だった客単価が1,200円超えまで上がっていて、お客さんの人数が減っているようなんですね。

確かに客数は減っているようなのですが、その一方で決算の数字を見ると2024年と2025年では売上約60億円増加で増収増益になっています。

これ、何が悪いのかわかりません。

客数減少はむしろプラス?

ビジネスの目的は利益を出すことであって、お客さんをたくさん獲得することではありません。

むしろ客数が減れば対応コスト、フォローアップコストが減らせて、単純に売上が増加するよりも利益を出しやすい体質になります。

その意味で問題点は一切なく、むしろビジネスにとって良いことしかないと言っても良いくらいです。

客数が減るというのは一見ビジネスにとってマイナスに思えるかもしれません。確かにそれ自体が業績に影響を及ぼすケースもあります。

でも売上と利益が増えている、あるいは下がっていないなら何の問題もありません。

CoCo壱番屋の業績が今後どうなるかは引き続き注視する必要はありますが、おそらくそんなに悪いことにはならない可能性が高いと思います。

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この記事を書いた人

MDR株式会社代表取締役。事業構想修士(Master of Project Design)。宮城の集客・地域の集客news主宰。

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