フロントエンドは安い商品?

appleのフロントエンド・バックエンド

選ばれる仕掛け作りコンサルタントの姉歯です。

前回、フロントエンド・バックエンド戦略の例について取り上げました。その中で1円ハイボールや無料プレゼントの紹介をしました。

なので、もしかしたらフロントエンドは安い商品でなければならないと思った方もいらっしゃるかもしれません。

でもそんなことはなく、お客さんが「欲しい!」と思うものなら安い必要ありません。

iPhoneは高額フロントエンド

おそらく、もっとも有名で、かつ高価なフロントエンドはiPhoneでしょう。

iPhoneは20万円近くする商品ですが、iPhoneが発表された当時、MACの販売はふるわず、いつなくなるか、とさえ言われていました。

デザインはMACが優れていたものの、より安くて高性能なwindowsPCに押されていたわけですね。

iPhoneが発売される前の年のMACの販売台数はようやく500万台というところでしたが、iPhoneが発売された2007年以降、MACの販売数は伸び続け、2,000万台を越えるところまで来ています。

しかもフルカスタマイズしたMACは50万円を超えるような高価格にも関わらず、です。

windowsPCならもっと高性能なものをもっと安く買えるのに、MACは伸びているんですね。

高価なMACが売れ続ける理由

これはiPhoneを買ってそのデザイン性やサポート、Appleの世界観に魅了された人が買い支えているからです。

フロントエンドは安価なものでなくても、お客さんが欲しいと思うものなら効果的に機能するんですね。

バックエンドの販売は性能や価格のハンデをなくしてくれます。是非あなたのビジネスにも取り入れてみてはいかがでしょうか。

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この記事を書いた人

MDR株式会社代表取締役。事業構想修士(Master of Project Design)。宮城の集客・地域の集客news主宰。

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