値下げは怠惰の証

値下げは怠惰の証

選ばれる仕掛け作りコンサルタントの姉歯です。

いろいろなところで価格の相談を受けます。最近だと特に六次化の相談を受けるときに、「どのくらいの値段だったら売れますか?」と聞かれる事が多いです。

これ、無意識的にお客さんが買ってくれる値段はどのくらいか?というのが頭の中にあるわけです。

もっと言うと、「高く売りたいけど高すぎると買ってくれない、だから売上のために釣り合いがとれる値段がどのくらいだか知りたい」というわけですね。

ちょっと厳しいことを言いますが、希望価格では売れそうにないからと言って、値下げをして売ろうとするのは経営者の怠慢です。

ちゃんと商品の価値を伝える努力をすれば、多少価格が高くても商品は売れます。

あなたの商品の価値はそんなに低くない!

と言うか、数十年もデフレが続いたせいで、ほとんどの商品の価格は、実際にその商品が持っている価値よりも安い金額で取引されているのが現状です。

お客さんは安物が欲しい訳ではありません。

同じ価値が手に入るならなるべく安いものが欲しいと考えているのであって、価値に見合う金額は払ってくれます。

だから、自分の商品の価値を伝える努力を放棄して他の一般商品と価格を合わせて売るのは怠慢でしかないわけです。

あなたは適正な価格で買ってもらえるようにありとあらゆる手を尽くしていますか?

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この記事を書いた人

MDR株式会社代表取締役。事業構想修士(Master of Project Design)。宮城の集客・地域の集客news主宰。

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