「うどん職人在籍」

当たり前のことでも伝えよう

選ばれる仕掛け作りコンサルタントの姉歯です。

先日丸亀製麺の前を通りかかったときのこと。

お店の前に「当店はうどん職人在籍です」という幟が立っていました。

「おお、すごいな、今度来てみよう」と思ったのですが、、確か丸亀製麺って全店自家製麺だったはず、と思って調べてみたらやっぱりホームページに「創業以来全店自家製麺を貫いてきました」と書いてあります。

つまり、ほとんどの店にはうどんを打てる人がいるはずなわけです。もしかしたら社内資格制度か何かがあって、認定のうどん職人が別にいるのかも知れませんが、そこまで技術に違いがあるとも思えません。

言い換えれば、「丸亀製麺のお店にはうどん職人在籍が当たり前」なのに、それをあえてのぼり旗でアピールしているわけです。

これ、あなたの業界でも使えます。

当たり前のことでもちゃんとアピールしよう

私はたまたま丸亀製麺が全店で製麺をしている事を知っていましたが、ほとんどの人は「うどん職人在籍」という旗を見たら「ああ、この店は職人が打った美味しいうどんを食べられるんだな」と認識するはずです。

同じように、あなたの業界でも「当たり前」の事をあえて表示する事でお客さんに「しっかりしたビジネスだ」と認識してもらえます。

例えば不動産屋さんなら「宅地建物取引士(国家資格)在籍」と書き、和牛を扱っているなら「国産牛は全品識別タグ付き黒毛和牛です」と書くのです。

業界では両方普通の事ですが、お客さんの大多数はそれを知らず、知らない人にとってこの情報は信頼を生む理由になります。

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この記事を書いた人

MDR株式会社代表取締役。事業構想修士(Master of Project Design)。宮城の集客・地域の集客news主宰。

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