選ばれる仕掛け作りコンサルタントの姉歯です。
「お客さんにファンになってもらいましょう」
そんな事を言うコンサルタントは少なくありません。それ自体に問題はありませんし、最終的にはお客さんにファンになってもらう必要はあります。
でも一方で、商品を買った瞬間にファンになる人なんていませんよね。まぁよっぽど商品が良いとか、うまくその商品がはまったりとかであれば別ですが、そんなケースはほとんどありません。
それに「ファンになってもらいましょう」と言っても、どうすればファンになってもらえるのかよくわかりませんよね。
これは「初回品購入」→「ファン化」と一足飛びに考えてしまう事が原因です。
最初にお客さんが興味を持っているのは商品
あなたの商品を初めて買ったばかりのお客さんは商品に興味があります。だから、まずは商品について知ってもらう必要があります。
何度か買い物をしてくれているお客さんの興味は、商品そのものから徐々にその商品を提供している人や作っている人に向いてきます。
このタイミングでようやく経営者の考えや人となりについて聞いてもらえる準備が整います。
初めて商品を買ってくれた人に「ガンコ親父のこだわり」なんて手紙を入れてもまず読んでもらえません。だから最初に商品について知ってもらった後、徐々に人となりを伝えて行く必要があるわけです。
経営者とお客さんの関係性を育てながら、特別扱いしたり、サプライズプレゼントを贈ったりすることによって、お客さんはファン化していってくれます。
ファンは人につく
一般的な文脈で「ファン」という言葉を使うとき「芸能人やスポーツ選手にファンがつく」という使い方をしますよね。
ビジネスにおいてのファンも同じです。人は人に対してファンになるのです。
是非商品をリピートしてもらう仕組み→人について知ってもらう仕組み→ファン化の流れを作ってみてください。ファンが増えれば増えるほど経営は楽になります。
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