「あなたの話から始める」という間違い

自分語りの危険性

宮城大学の講師控え室より

データビジネスの姉歯です。

自社の商品を紹介するとき、どんな順番で情報を伝えますか?

ここで言う「紹介」とは、プレゼンをしたり、相手に話しかけたりするケースだけではありません。パンフレットや、ウェブサイトでの紹介も含みます。

普通は自社の説明や商品の解説から始めているケースが多いと思います。

これはあまり良いことではありません。

世の中の商品紹介のほとんどはそうやって自社や商品の説明から始まりますので、これを見たお客さんは特に何も思わないまま情報を受け取ります。

そう。何も思わないのです。

何も思われないまま受け取られた情報はすぐに忘れられ、二度と思い出してもらえません。

お客さんに興味を持ってもらう方法

この問題の原因はウェブサイトの制作会社やパンフレット制作業者の多くが商品の価値の伝え方を知らないことにあります。

商品紹介で重要なのは、商品をお客さんの「自分事」として受け取ってもらえる紹介の仕方をすることです。

そのためには、あなたの話題ではなくお客さんの話題から始める必要があります。

お客さんが抱えている問題、お客さんの興味や関心、お客さんが好きなこと。

まず始めにそんな話題から初めて、その話題とあなたの商品がどう関連するのかを伝えれば、お客さんはあなたの商品を自分と関係のある商品として受け取ってくれます。

あなた自身の話から商品を紹介してはいけません。特に会社名なんか最後の最後で十分です。対人関係でもビジネスでも、「自分語りは聞き手に興味を持ってもらえない」ということは覚えておいてください。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

アフターコロナの地域経済を生き残る経営戦略講座

「スモールビジネスがお金を掛けずに集客する6つの方法」をプレゼント

消費者の行動が従来と大きく変化したコロナウィルス開けの経済状況下で、地域の中小企業が売上を安定させ、利益を拡大する方法について8本、合計180分の動画で学べる講座です。お名前とメールアドレスだけで無償でお申し込み頂け、いつでも登録解除できます。今ならamazonで販売中の電子書籍「スモールビジネスがお金をかけずに集客する6つの方法」のpdf版をプレゼント中です!

この記事を書いた人

MDR株式会社代表取締役。事業構想修士(Master of Project Design)。宮城の集客・地域の集客news主宰。

コメント

コメントする

目次