ビジネスを数字で把握する方法

数字を計測しよう

宮城大学の講義室より

データビジネスの姉歯です。

野球のチームを強くしようと思ったら、まずは現状を知る必要がありますよね。

試合に勝てないなら、まずは打線が弱くて点を取れないのか、守備が弱くて点を取られるのかを確認して、どちらを優先的に対策するか決めます。

守備を改善する事に決めたなら、次はどのポジションが弱いのかを調べます。各ポジション毎に強み・弱みを把握する訳ですが、実際に担当している人にヒアリングするだけでは足りません。

だって、自分に厳しい人だったら「自分なんてまだまだですよ」と言うでしょうし、イケイケの人だったら「ちゃんと捕れてます」と言うはずです。

ここで大事なのは数字です。実際にどのくらいエラーを出しているのか調べないと、本当に強化が必要なのがどこかが分かりません。

もっと言えば、実際にエラーが多いポジションでも、エラー数の少ない他のポジションに比べて、ただ単純にたくさん球が飛んで来ているだけかも知れません。だから、エラー率を調べるのが大事です。

野球はこうやってちゃんと改善に取り組んでいるからこそ、「守備率記録」とか「打点王」とか「奪三振」なんて数字がすぐ出せる訳ですね。

計測すれば何をすれば良いかが分かる

会社の経営も同じです。経営の状態を良くしようと思ったら、まずは現状を知る必要があります。

もちろん売上や利益みたいな帳簿上の数字は取れていると思います。

でもそこから更に踏み込んで、リピート率とか平均客単価とか、定着購入回数、失客日数なんて数字は取っていない事も多いですよね。

私も時々「管理したいけどどうやって計測すれば良いか分からない」というご相談を受けることがあります。

でもこれらの数字を取るのは簡単です。「いつ」「誰が」「いくら買ったか」さえ記録しておけば、これらの数字は後から計算できます。

もし既に売上帳簿として管理しているならそこから計算してもOKですが、多くの場合「誰が」というデータは取っていないと思います。

「誰が買ったか」というデータはとても重要なので、是非記録を取るようにして下さい。

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この記事を書いた人

MDR株式会社代表取締役。事業構想修士(Master of Project Design)。宮城の集客・地域の集客news主宰。

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