仙台市内の会議室より
データビジネスの姉歯です。
7月一杯はコーヒーの通販を休んでいましたが、8月の再開に向けては色々と準備を進めていました。その中の一つがパッッケージの更新です。色々な数値から商品の価値が正しくお客さんに伝わっていないと判断し、もっと価値の伝わるパッケージにしようと考えたわけですね。
パッケージなんて価値がない、と考えている方も多いと思います。特にエコの機運が高まって来ていますので、むしろ過剰包装よりもゴミの少ない包装の方が好まれる場合もあります。
通販では梱包が商品の価値を左右する
しかし特に通販の場合、ゴミの少ない包装にする場合でも、商品の価値がしっかり伝わるように工夫をする必要はあります。
もしあなたがそれなりの価格のする商品を購入したとき、包装紙で包んだ商品がビニール袋に入って届いたらどう感じますか?
店頭での購入なら、陳列状態から自分で手に取って会計をしますので包装がない事にも納得がいきます。でも、通信販売の場合は「開封する」という体験もお客さんにとって重要な要素です。
最近はネット動画で「開封の儀」なんてものも見かけます。購入した商品を開封するときの様子を動画で撮って、その感動を共有しようという訳ですね。
通販商品にとって開封の瞬間とは、写真でしか見たことのないものが自分のところに届き、始めて写真を通さずに見て、手で触れる瞬間です。
開封の瞬間はお見合いに似ている
言ってみれば、写真で選んだお見合い相手と初めて会うようなものなのです。
人対人のコミュニケーションで伝わる情報は見た目が55%、声音が38%、言葉が7%と言われています。商品は喋りませんから、見た目がとても大事なのは間違いありません。
もしあなたの通販商品のリピート率が低いのでしたら、是非見た目に少し力を入れてみてください。きっと購入率が改善されるはずです。
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