自宅のリビングより
データビジネスの姉歯です。
「買ったのってもう10年くらい前なんだけど。。」
郵便物を整理していた妻からそんな声が上がりました。聞いてみると、どうやら某京都の布バッグのお店からダイレクトメールが届いたようです。
中身が何だったかは分かりませんが、妻としては10年ぶりにとどいたお手紙に困惑を感じているようでした。
この企業に限らず、コロナウィルス対策で、久しぶりにお客さんに連絡を取っているところが多いように感じます。
もしあなたもお客さんへの連絡を考えているなら、気をつけて欲しい点が2つあります。
初めてのDMキャンペーン2つのポイント
- 少なくとも初めの手紙は売り込みをしない事
- 今後定期的(最低月に1回程度)は手紙を出すこと
想像してみてください。しばらく連絡のなかった相手から、久しぶりに連絡を受け取った時の事を。もしかしたらあなたは相手のことを忘れているかも知れません。覚えていても「どうしたんだろう?」と困惑するはずです。
その状態で、いきなり「うちの商品を買って下さい」と言われたら嬉しいですか?たぶん、感情のままにその手紙を捨てる人の方が多いと思います。
お客さんも全く同じように感じます。以前商品を買ったことのある会社から急にセールの連絡が来たとき、それを喜ぶお客さんはほとんどいません。
むしろ「普段は連絡の一つもないのに、コロナウィルスで厳しくなったからって急に買って下さいなんて」と思われても仕方ありません。
お客さんと人間らしい関係を築こう
これを防ぐためにも、初めの手紙は相手を気遣う内容にするべきです。例えば「一旦はおちついたコロナウィルスの感染がまた増えてきてしまいました。○○様はお変わりなくお過ごしでしょうか」というような挨拶と自社の近況を伝え、今後またお手紙を出させてもらう旨だけを書いて送るのです。
自分のことを気遣われて嬉しくない人はいません。他の企業とちがい、この企業は自分を気遣ってくれるんだなぁと感じてもらえるはずです。
その上で、2通目のお手紙としてお客さんの健康のために商品を割引で販売する旨の連絡をすれば、商品を買ってもらえる可能性は飛躍的に上がります。
あなたもお手紙を出すなら急に売り込みをしないように気をつけて下さい。
もう一点の「定期的に連絡を取るべき理由」については明日改めて書きたいと思います。
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