2020年4月– date –

広告を出そうと考えて、よく見るタイプの広告をとりあえずマネをしてしまうとほぼ確実に広告料金をドブに捨てることになります。特に小さな会社が広告を出すなら、一般的な広告を出してはいけません。

一つ集客方法が安定するとついつい安心してしまいます。でも、ビジネスで1という数字ほど警戒が必要なものはありません。集客方法は一つで安心せず、2つ、3つと作るようにしてください。

成功しやすいビジネスの形があります。もしあなたのビジネスがその形になっていないなら、ビジネスそのものの形を変えてしまった方が良いでしょう。それは難しい事ではない場合がほとんどです。

広告やパンフレットに何を書いたら良いか分からない。そんなときはたぶん、お客さんへのリサーチが足りていません。もっとお客さんのことを調べれば、お客さんが何を知りたがっているか分かるはずですよ。

お店に行っても買えない殺菌消毒剤やマスクを売ります、というメールが届きます。でもその送り主はあなたの知らない相手です。そんなとき、あなたはそのメールから商品を買いたいと思いますか？これがビジネスの肝です。

売上が上がらないとき、闇雲に行動しても効率が上がりません。新規集客、リピート率向上、客単価の改善。どれから手を付けるか考えてから行動しないと、効率的に売り上げを改善する事はできません。

広告ではついつい自分の言いたい事を言ってしまいがちです。でも広告を出すとき大事なのは、広告を見ている人たちが、どんなメッセージを見たらあなたの商品を使いたくなってくれるのかということです。

プレスリリースを出す時、絶対に気をつけておくべき事が一つあります。それを守らないと記者に嫌われてしまい、どんなに頑張ってもメディアに取り上げてもらえなくなります。それは、プレスリリースは広告ではないということです。

メッセージはシンプルなのが一番です。私たちはついついたくさんのことを伝えてくなってしまいますが、それではお客さんが情報を消化しきれません。伝える情報はできるだけシンプルにするよう気をつけてください。

チラシをまく前に、そのチラシのテストをしていますか？テストもせず、えいやっとチラシを出せば、失敗したときに大きな損失になってしまいます。その損失はチラシのせいではありません。

「お客さんのニーズに合った商品」を作る時、商品を新しく開発する必要はありません。たいていの場合、あなたが既に持っている商品の見せ方を変えるだけで、お客さんのニーズを満たせるようになります。

お客さんの連絡先を知っておくのは、ビジネスの鍵になります。直接お客さんと連絡できる状態を作っているか否かで、ビジネスの安定性が全く変わります。特にコロナウィルスのような事態を乗り切るには重要です。

売り上げをお客さん任せにしてはいけません。そうしないと、あなたの売上は全部お客さん次第になってしまいます。売上をあなたがコントロールできるようにしておかないと、いざというときに苦労してしまいますよ。

二つの物事に関係がありそうだ、というのは比較的簡単に分かります。でも、二つの物事のどちらかが原因で、どちらかが結果である、と結論を出すのは簡単ではありません。経営判断では得に注意が必要です。

こんなにこだわりました。こんなに時間をかけて作りました。こんなにコストがかかっています。そんな商品紹介を時々見ますが、これはお客さんには全く響きません。お客さんが知りたいのは自分にとってどんなメリットがあるかだけです。

自分の商品になると途端に売り込みを遠慮してしまう人が多いのですが、それは間違っています。良い商品を作っているなら、怖れずに全力で売り込んでください。売らないのはお客さんにとっての不利益になるかも知れません。

売上を増やす方法はたくさんありますが、成果が出るまでの時間や手間はそれぞれによって大きく異なります。このため、あなたのビジネスの現状に合わせて対策を打たないとむしろビジネスを悪化させる結果になりかねません。

一般的にはこれまでやってきた事がこれからを決めると考えられています。でも、本当はこれからやる事がこれまでやってきた事の意味を決めます。それが一番わかりやすいのは「失敗」についてでしょう。

商品を買うとパンフレットが入っている事があります。通常販促のツールは商品を買ってもらうために作ります。でも、商品の中に入っているパンフレットは、商品を購入しないと読めません。ではなぜ入っているのでしょうか。

集客や売上の対策を立てるなら、できるだけ早くするべきです。業績が落ちてきたのに放っておくと、対策するための体力がなくなってしまいます。そうなると復活するのに時間がかかったり、場合によっては助からなかったりします。